2011年8月31日水曜日

里帰りその2 節電

今回の里帰りは震災以来初めてだったので
ちょっといつもと違うような気持ちだったのだけど
結局いつもと同じような。
実家に帰り、家族に、そして友達と会い、
買い物をしておばかな深夜テレビを見て…
それだけ東京近辺は
震災前の日常に戻っている
ということなんだろうね。

噂の節電も、
たしかにいわれてみれば
電車の中も3本に1本の蛍光灯が外されていたり
冷房がいつもよりゆるめで
団扇を持った人が多くいたり
駅も同様だったり
とかはあったし
そういえばネオンも昔ほど派手ではないかな、
くらいな感じはあったけど
いわれてるほど
暗い感じはしなかった。

思うに
ヨーロッパはもともと暗いからね。
ネオンも少ないし 
街頭とかも暖色でぼんやりした感じだし
それになれてるから
あまり暗いと感じなかったのだろう。
うん
これくらいでいいんじゃない?
もともとあんなに明るい必要はなかったんじゃない?
って感じ。

今や富士山よりも日本のアイコン的存在
(少なくとも海外からみるとね)
渋谷の交差点のでっかい街頭テレビも健在だったし
(あ、4つくらいあるうちには点いてないのもあったかも)
どこにいってもお祭りですか?
ってくらいに人はいるし、
いつもの日本。
にみえる。
なんだけど
まだまだ東北の被災地では
避難所暮らしの人もいるし
原発の問題はまだ解決されてないし
どこか不安な気持ちを
誰もが隠し持っているのだろう。

2011年8月30日火曜日

里帰りその1 飛行機

一ヶ月ほどの日本滞在から帰ってきました。
今回も前回に引き続きフィンエア。
ヘルシンキから成田は9〜10時間と短いのが魅力。
マドリ/ヘルシンキは4時間半。
今のところ日本/スペインは直行便がない
(チャーター便ではあるらしい)ので
セビージャから日本はやっぱ遠いのであります。
朝7時の飛行機でマドリへ向かい8時到着
10時10分発のヘルシンキ行きに乗り換え
15時30分着。あ,ヘルシンキとスペインは1時間の時差あります。
で17時15分発の成田行きに乗り換える。

マドリでも同じターミナル4なので便利だし
ヘルシンキの空港はヒースローのようにバスに乗ったりも
アムステルダムのようにえんえんと歩いたりもしないので便利。
(それでもま、少しは歩くので荷物多いとちょっとたいへん)
成田をはじめ、関空、名古屋、香港などなどへの便が出る時間が集中しているのと
今回は夏休みということもあってか
パスポートコントロールが激込み!
ディズニーランドみたいに並びました。
その横でヨーロッパ人は旅券を機械で処理して
さっさと通って行くんですがね。
ま、日本では日本人がさっさか通っていく横で
外国人は長い列だからおたがいさまなのですが。

フィエンエアは機体も小さめで日本行きでも
2=4=2という座席の並び。
ビール、ワイン以外のアルコール、ウィスキー,シャンパンなどは有料。
5ユーロです。
機内食も質素だし(ま、最近はどこも少なめだよね)
座席についたパーソナルTVは画面小さめ
映画等のセレクションも日系に比べマイナーなセレクション
(といっても邦画も2本あったよ)なので
機内で眠れない人にはあまりむかないかもだけど、
睡眠薬飲んで寝ちゃうし機内食はほとんど食べないという私のような人にはむいている。
なにより
パリやロンドン、フランクフルト、ミュンヘン、
アムステルダムなどほかのヨーロッパ都市からだと13、4時間かかるのが
10時間以内というだけで全てOK。
楽です。
成田着は9時。
  ちなみに到着のちょっと前にこの飛行機に乗っていたサンタさんが登場。
機内で記念写真撮影とかしてくれてました。
震災被災者のこどもたちを励ますための来日だったそうです。
http://www.finnair.com/finnaircom/wps/portal/news/en_JP?path=%252fFinnair.JP%252fNews%252fJapan_News_110725_ja


ま、結局ドア・ツー・ドアでは24時間以上かかるのですが、
フィンエアけっこうおすすめです。

ちなみに帰りは成田11時発。
セビージャに着いたのは24時。
ヘルシンキで関空からきたセビージャ在住の友人とばったり会ったので
マドリの待ち時間とかも短く感じたけど
やっぱ遠いのはたしか。
ほんともっと近ければなあ、とか思うけど
この距離故の日本とスペインなのかもね