2012年4月27日金曜日

最先端スペイン料理的タパの店 ラ・モヒガタ

日本から来た友達からご飯のお誘い。
でトリップアドバイザーで
セビージャ1のレストランにランクされているバルに。

市の中心地とはいえ
大通りから入った裏路地の小さな店。

メニューは店のウィンドーにかかれてる、
というのは
市場にあるいい材料だけでやってるから、
と店の人。
おすすめを頼む。

パンに茄子のペースト+新鮮ないわしのフィレをバーナーであぶって
スモークしたオイルをかけたもの

ベーコンとアンチョビの入ったオレオ風

鴨のコンフィのクレープ
ミニ春巻きくらいの大きさでございます

おじゃがのクリーム風
これが一番私的にはまる。


 スペインの高級トマト、クマトとよばれる
黒っぽいトマトでつくったという、
伝統的なトマトスープもおしゃれ


 イカスミご飯のお寿司
わさびとマヨネーズとおしょうゆがそえられてます。

ワインがすすみまする。

エル・ブジみたいだね、とお店の人にいったら
実際にブジやブジ・ホテルで働いていたそう。
ソムリエだったらしいよ。
道理でお酒がすすむはず。

最近流行のガストロ・バル、
グルメでこじゃれたタパをだすバルの中でもおすすめでございます。

お値段はどのタパも3、5ユーロ前後。
ふつうのバルよりは高い。
でもこれ日本だったら一人前で
2000円とかとられちゃうよね、
と話しながら食事。
ワインも白、赤たっぷり飲んで
一人20ユーロでございました。

またいこっと。

La Mojigata
c/Moratín, 15. Sevilla

2012年4月23日月曜日

指宿選手 再びハットトリック!

気持ちよく晴れた日曜日
地下鉄に乗って
久しぶりにセビージャATの試合を観に行ってきました。

1路線しかないセビージャの地下鉄の
パブロ・オラビデ駅で下車。
改札口を出て右側にずずっと行って
道なりに右に曲がり
高速道路をまたぐ歩道橋を渡って
野原をつっきればセビージャFCの練習場

7500人収容のスタジアムと
練習用のグラウンドが芝4面人工芝3面
ジムなどもある施設。
セビージャの1軍からこどものチームまでが
ふだん練習にはげむところ。
週末は下部チームの試合もあちこちで行われる。

スタジアムといっっても大半は仮設のような観客席で
昔は上の写真にある正面席しかなかい、
野原の中の練習場という感じでした。
セビージャATが二部に上がったとき
試合のために急ごしらえしたのでありました。
(ちなみに現在は2部B)
ここでふだんは1軍も練習したりしています。

入場料は10ユーロ
窓口で購入して
切符切ってもらって入り口でスタメン表などももらって中に入ると
試合が始まったところでした。

でまもなく(3分!)
指宿選手がゴールを決めて!
早くも1−0
1点目を決めて

去年観に来たよりも
筋肉がついたのかな。
ひょろひょろとした感じだったのが
がっしりした感じになってきた指宿選手。
2部B第4グループのピチチ、
つまり最多得点選手であります。

秋に比べてどんどんボールも回って来るし
指宿選手自身も守備にも積極的に参加しているし
いやいやすごい。
しっかり中心選手としてがんばっている。

相手のサン・ロケ・デ・レペは
1軍が国王杯で当たったチーム。
(もちろんセビージャが勝ちましたけどね)
順位でいえばセビージャATよりも上。

でも
この日はボールの保持率でいけば悪くないんだけど
ゴールがなかなか決まらない。

指宿選手に続け、と
ホサベ、アルファロと
チームメイトも決めて
前半21分で3−0

でも1点返された、
と思ったらまたまた指宿選手のゴールが決まり
4−1で前半終了。



後半も相手に決められ
4−2
でも
ここで指宿選手がゴール!



再びハットトリックです。
ボールをお持ち帰り。
これで今季19ゴール。


この日
1軍のミチェル監督や腕ききスポーツディレクター、モンチも
観に来ていたそうな。
カヌテが故障中で
たしかマヌ・デ・モラルが累積で出場できない
Rマドリード戦、
招集あるかな?


2012年4月7日土曜日

聖金曜日

聖金曜日

聖木曜日の深夜、マドゥルガーの行列は全部出たそうで
金曜日の朝
トリアーナにもエスペランサの聖母が帰ってきた。


雨のおそれがあるということで
ふだんはトリアーナを練り歩くのに
それをとりやめまっすぐお堂に。
結局雨は降らず、
だったけどね。

この聖母様はめちゃくちゃ人気があってすごい人出。

夕方。
雨の予報をおして出た
ラ・オ

夜。
これも雨の予報で
本当はレメディオスの橋を渡って
ベティス、プレサと通ってくるんだけど
トリアーナ橋を通って帰ってきました。

私の愛するラ・オのクリスト。
ドゥルセ・ナサレーノ。
べっこうの十字架
アイリスの花
この写真ではわかりませんが
お顔も美男子で
33歳という感じ


オの聖母様も美しくも可憐

トリアーナの行列はこれで最後。

毎年同じのようで
同じではない。
皆の思いが聖像に
何度みても感動

セビージャの聖週間
一度は観る価値があります

2012年4月6日金曜日

聖木曜日午後

 お、夏の雲

聖木曜日は
通りにマンティージャ姿の女性たちがあふれます。

キリスト様のお葬式だから
喪に服す、
ということのようです。

黒いスーツかワンピースに
黒のハイヒール
鼈甲色の大きな飾り櫛
黒のレースのベール、マンティージャ
それをとめる銀色のブローチ

一人で出歩かず
スーツの男性にエスコートしてもらうか
同じマンティージャの女性と行くとか、
スカートは膝より下が原則とか、
木曜は髪をみせ
金曜は髪を隠すようにマンティージャをつけるとか、
いろいろ決まりがあり
実はややこしい、らしい。



こんな小さな子もマンティージャつけてました!
かわいい


その後
お天気は崩れ
聖木曜日の行列は全部キャンセル
さて木曜深夜
聖週間いちばんのみどころ
マドゥルガーはいかに?


2012年4月5日木曜日

聖木曜日の朝

聖水曜日
マドリから来た友達夫妻と
その弟夫妻と
その従姉妹夫妻と
その従姉妹の旦那の弟夫妻と
友達夫妻と
こどもたち5人と
セビージャの町中で飲み歩く。

町はすごい人。
地元民
観光客
乳母車も
車いすの人も
おじいさんも
あかちゃんも

行列の予定表と地図を手に
うろうろするうちに
思いがけない角で行列に出会うのが観光客
これをみてあの角を曲がれば
もうひとつの聖母様がみえるはず、
とやたら詳しいのが聖週間狂の地元民

が我々は
アラメーダのバルで落ち合い
サン・ロレンソ広場で
木曜日の深夜に町にでるため、
すでに御輿に乗りたもうた
ヘスース・デル・グラン・ポデールをみて
広場でビール
コルテイングレスの裏に歩いていき
バルでビール
シエテ・パラブラの行列をちょろっとみて
路地裏のバルでビール
こどもたちは広場を走り回り
知らない子とも遊びまくり
大人たちはビール片手に話しまくる
そして夜はふけ。。。



聖木曜日の朝

トリアーナのエスペランサのお堂は
善男善女でいっぱい。
御輿をみようと
長い行列
お天気もつといいね



2012年4月3日火曜日

枝の日曜日

聖週間!

だというのに雨。

この冬は雨がほとんど降らず
各地で深刻な水不足を嘆いていたので
恵みの雨なのですが
よりによって聖週間に。

毎年こうなんです。
セビージャでは雨もお祭りに参加したいらしく、
聖週間やフェリアというと必ず雨が降る。

聖週間は雨が降ると
聖像の輿の行列はでないので
1年間この日を楽しみしていた人が涙を流すし
行列をみる人あてこんでるバルなどもあがったり。
なんで
お天気になってほしいんですけどね。

今年も予報は雨、曇り、雨。
うーん。

ドミンゴ・デ・ラモス。
枝の日曜日もあいにくの雨で
行列をあきらめた信者組合もいくつか。
でもうちの近所の、
星の聖母、
ビルヘン・デ・エストレージャは行列だしました。
この聖母様
1932年の共和国時代で
聖週間の行列が行われたかった年にも行列をだして
ラ・バリエンテ
勇敢な聖母様
とよばれるんですね。

さて枝の日曜日。
 エルサレムに入ったイエスを群衆が枝を手に迎えたことによりこの名があるのだとか。
この日、
窓には細工をこらした枝が飾られます。

薬局の2階


あ、これはシンプルだな。
 ちなみに教会ではオリーブの枝を配るみたいで
枝を持ってるおばさんたちが多うございました。

月曜日も雨模様で
トリアーナの奥の
サン・ゴンサロ礼拝堂の行列は開始こそしたものの
突然の雨で近くの教会に避難。

サルーの聖母様はエストレージャ礼拝堂に避難したので
今朝エストレージャ礼拝堂にくと
聖母様の御輿が2台並んでいるという
あまりない光景が。


ちなみにキリスト像の方は大きなマダレーナの教会に避難したそうです。