2018年2月4日日曜日

サルダナ カタルーニャの伝統舞踊

何かと話題のカタルーニャ。
独立問題はどこに着地するんでしょうねえ。

もともと独自の言語、文化を持ち、郷土愛、帰属意識が強い、と言われる人たちで、フランコ独裁時代にカタルーニャ語を禁止されるなどした恨みも根深く、かといって中央政府が独立を認めることもまず考えられず、うーん、難しいところです。


その文化の一つがこのサルダナ。
毎週日曜、カテドラルの前で輪になって踊っています。ここでは輪が二つありますね。
どこか悲しげな音楽で、老いも若きも真ん中を向いて、手を取り合って普段着で踊るのが特徴。
ゆっくりしているので簡単そうにも見えますが、足の動きはちょっと難しい。

19世紀末に今のような形になったと言われ、固有の民族衣装で踊られるわけでもないこともあり、いわゆる民族舞踊とは一線を画しますが、カタルーニャの固有の文化であることは間違いありません。


この踊りもフランコ時代は禁止されたということで、カタルーニャ人にとってはある意味、反骨の踊りなのかもしれません。