最初の10日はは小さなホテルなので朝ご飯がつきません。
なので毎日外食。スペインだと自宅にいても朝食は外食という人も多いです。
値段もカフェオレに半トーストで、1.5〜3ユーロくらい。
どこで食べるか、トーストに何をつけるか、で値段は変わってきます。
初日に食べた、パプリカで風味をつけたラードなどは安くて
ハムのせるとお値段少し上がります。
他にも、オリーブオイルと潰しトマト(オイルとトマトと頼むと、輪切りが出てくるところや、丸のまままでてきて擦り付けるところ、ここみたいにミキサーにかけたトマトをかけるところ、パックされたトマトのところなど、いろいろあります)もポピュラー。
これはラードとコンビーフみたいな豚さん。
ラード? オリーブオイル? って思うでしょ? でも美味しいんだな、これが。
あ、普通のバターやマーガリンもありますのでご安心を。
ちなみにパンも、いろいろ選べたり、コーヒーもミルクの量やら温度やら指定したり。
最近は豆乳選べるところもあったり。
自分好みに調節できるのでありますね。
そのためには語学も必要だけど。
ちなみに普通に、カフェ・コン・レーチェ・イ・メディア・トスターダと頼んだら、
コン・ケ・キエレと聞かれます。¿Con qué quiere?何と一緒に?という意味で、
aceiteオイル、とか、mantequillaバター、とか答えるわけですな。
大抵、1番高いのは生ハム乗せ。オリーブオイル、トマト、生ハムのトーストは是非お試しいただきたいものの一つでございます。
ちなみにへレスもセビージャもだいたい同じ感じだけど、マドリードはちょっと前まで、食パンのマーガリン鉄板焼きが普通でございました。
最近はセビージャ風?に、普通のパンをトーストしてくれることも多くなりましたが。
スペインのパンは大抵大量生産であまり美味しくないので、最近は手作りパンとかのお店も増えてきました。だけど、朝のトーストはなぜか、あまり美味しくないものでも、美味しく食べられるんだよね。乗せ乗せの魔法。
なお、他にもパテと呼ばれる豚レバーペーストにプレスハムのっけたりするのも美味しい。バターにジャムも普通に美味しい。
今までに聞いた中で一番珍しいと思ったのは、ラードにコラカオというココアの粉末をつけるという人。
人の好みはいろいろ。
でそれを叶えてくれるのがアンダルシアのバルでの朝ご飯でございます。