2011年3月15日火曜日

ソリダリダ

ソリダリダsolidaridad
連帯、団結。と電子辞書にはある。

でもそんな堅苦しい感じではないんだよね、
やさしい気持ちを、この言葉はもっているように思うんです。

今回の地震で
ヘレス・フェスティバルはソリダリダゆえに
地震当日の公演を日本に捧げた。
この場合のソリダリダは団結というよりも
困っている人によりそう気持ち、というニュアンス。
だから訳語に困る。

当日のアナウンスの日本語訳は原稿もらったのは開演5分前
だったのでとりあえず
心からお見舞い申し上げます
としたけど実に不本意。
哀悼の意を表します、だと亡くなった人だけにみたいだしね。

でもこのソリダリダ。
ほんとひしひしと感じています。
電話をくれた友達。
中には何年も会っていない人も。
抱擁やベシート。
顔見知りの人は皆、家族は?ときいてくる。
ありがたいことです。

でもほんといい日本語がないものかなあ。。。

ちなみにサッカーでも
レアルマドリードは電光掲示板で
El Real Madrid, con Japón レアル・マドリードは日本の皆様と共にいます
愛するセビージャFCも
Animo Japón. Estamos contigo. 頑張れ日本!僕らは共にいる。
という垂れ幕が。

この共にいる、という言葉もそのままなんだけど
日本語的にはいまいちなんだけどほかにうまい表現がないんだよね。

これまた寄り添う気持ちの優しさあたたかさが伝わるような表現を
探したくなる。。。

しばらく考えよう。
スペイン人たちのソリダリダに感謝しながら。

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