2012年11月10日土曜日

霧の季節 モストの季節


雨が続くセビージャ。
今朝は霧でヒラルダがみえない。
黄金の塔もかすんでる。

夏以外は霧がでることがたまにあり
下手すると飛行機遅延しますのでご注意。

年中南国仕様に思われるセビージャだけど
秋冬は雨もふるし、0度くらいまで気温が下がることも。


今年の新酒もでてました。
モストというと、
マドリードではブドウジュース。
セビージャではブドウジュースが発酵した新酒のこと。
微発砲のものがあったり
酒蔵によって味が違ったり
また季節によって味がかわっていったり
でこの時期の楽しみです。
今はまだフルーティでジュースっぽいかな。

つまみは缶詰のムール貝。
うまいっす。


2012年10月13日土曜日

タリファ/モロッコ日帰りツアー その2

タリファ/タンジェを結ぶフェリーを運航する会社は2社
私はネットでみつけた会社のツアー
フェリー往復、バスでの観光、昼食、ショッピングがついて
59ユーロ
ちなみにもう一社はホームページないけど50ユーロ
またほかにもマラガからアルへシーラスまで、
コスタ・デル・ソルのホテルでピックアップしてくれる
日帰りツアーもいろいろあるみたい。


出発時間は選べるのだけど
この日のうちにセビージャに帰りたいので朝9時発を選択。
近いといっても外国旅行
出国手続きもあるので30分前には港へ
港近くのホテル(オスタルですが)選んで正解

 朝焼けがきれい

並んでパスポートコントロールを通過。
ちゃんとスタンプをおしてもらいます。

船はゆったりとしていて中には
簡単なバルとデューティーフリーショップが。
短くても外国航路

少し遅れて出発
所要時間は40分くらい?
ちなみにモロッコの入国審査は船の中で行われます。
切符を買ったところでもらった入国用の紙に記入してあれば
スタンプをおしてもらっておしまい。

到着し下船後は
もらったシールを胸につけ
ツアーのガイドさんを探す。
ここではじめて同じツアーのメンバーとあいます。
スペイン人の4人家族
アルゼンチンからのカップル
カディス留学中のブラジル人学生のグループ、
と全部で12人くらい。

ガイドさんは
私たちをターミナルの外のミニバスまでつれていき
ここでガイドさんが変わります。
スペイン語と英語でガイド。

まずはスペインと変わらぬ町並みの新市街を抜けて
高台にある展望台に。
スペインがみえます。

ここですでに物売りがやってくる。
ああ、そうだった。
モロッコはこれがほんとうるさいくらいにやってくる。
安いんだけどしつこいんだよね。



その後、らくだがいる広場で記念撮影。
らくだに乗ると1.5ユーロだそうだ。
安いけど乗るだけです。
ほんと角の公園くらいの広さのとこだし。
ここでもお土産売りの攻撃。
ノーをちゃんといえば大丈夫だけど
ちょっとでも興味示そうならたいへんです。
おっかけてくる。


その後はバスで旧市街に。
この旧市街の上の方には
庶民的な市場があって
野菜や鶏肉、香辛料などを売っていた。
バイクに荷台をつけたミニトラックがいきかう。

そこを少し回ってレストランで食事。
スープに串焼きそしてクスクス。



定食料金はツアーにふくまれているけど
飲み物は別途。ビールが2ユーロ。
ツアー御用達でわたしたちのほかにも
いくつものグループがやってくる。

そのたびに楽団が演奏。
食事のあとにお皿もってチップをもらいにやってきます。

食事のあとはお買い物。
絨緞屋/雑貨屋、スパイス屋とまわり
自由行動。
土産物屋に入り
値段の交渉。
定価のない国はこれがたいへん。
ま、その値段が安いか高いかは
その人によってかわってくるわけで。
高いと思ったら買わなければいいんだけどね。

通りにでると行商人がよってくる。
こどもも大勢。

そして最後は港まで徒歩で。
またフェリーに乗って帰ったのでした。

帰りのフェリーでは免税のたばこをお土産に買ったり。
(スペイン国内の半額以下!)
このフェリーが遅れたので
帰りのバスに乗れるかとちょっとひやひやしたのでした。

が無事間に合いほっとしてセビージャに帰って参りました。

日帰り外国旅行なんて日本じゃなかなかできないよね。

2012年10月12日金曜日

タリファ/モロッコ日帰りツアーその1

オランダ留学中の従兄弟のお嬢さんが遊びに来た。
バルセロナ、セビージャ、マドリは以前訪問済み。
今回はグラナダに行く予定だったのだが
一緒に行くはずだったマドリ留学中のお友達が体調を崩し来れない。
そんなこんなで出遅れて、連休ということもあって
アルハンブラの予約は週末満員で取れない。
というわけでモロッコでも行く?
ということになったのでありました。

時間もあまりないことだし、
行ったことがあるといっても20年以上前で土地勘もないし、
と、日帰りツアーを利用することに。

ネットで探して電話で予約。
朝早い便に乗ることにして
前夜はフェリーが発着するタリファに宿泊。

セビージャのプラド・デ・サン・セバスティアンからバスで3時間。
コメス社のバスはチクラナやベヘールなど海岸近くの町に寄ってたどりついた
カディス県タリファはヨーロッパ大陸の最南端。

風が強いことで有名で
街道沿いには風力発電機が並びます。
壮観!

到着しホテルに荷物をおいてとりあえず海岸へ。

パノラマだとこんな感じ。


風の強さゆえ
ウィンドサーフィンや
カイトボードという、パラシュートのかさみたいな凧を操って
小さなサーフボードみたいなのに乗る
マリンスポーツがさかんで
この日もたくさんの凧がうかんでいます。
写真でわかるかな?



ちなみにここは地中海と大西洋のさかいめでもあって
下の写真では奥にタリファの町
右が地中海、左が大西洋

海のむこうはアフリカ〜

大西洋にしずむ夕日

明日は早いので早寝します。

2012年9月1日土曜日

MacCafe

サンタフスタ駅にこの夏新しくマックができた。通常のカウンターとマックカフェのおしゃれなカウンター。コーヒーはエスプレッソで豆乳も選べる。朝はクロワッサン付きで2、2ユーロと超お得。お持ち帰りで電車で朝ごはん。

2012年8月18日土曜日

Aveでマドリーへ

アベでマドリーへ向かっています。
ウエブで切符購入するとき、普通車と2ユーロしか変わらなかったので、プレフェレンテという、いわばグリーン車。新聞のみものと、軽食がついてきます。
もちろん、座席もゆったり。
お客さんも少なくリッチな気分でつい朝からカバ飲んじゃいました。

2012年8月14日火曜日

ハモン ハモン

近所のスーパーのチラシ。
生ハム1本買った人に
15ユーロでカッティングサービスはじめたそうな。

8〜9キロの生ハム1本で
150グラムのスライスパック26個、
タキートと言う固いとこ(グリンピースと炒めるとうまいよ)
100グラムが2パック
+骨というのが標準だそう。

ってことは食べられるところはおよそ半分かそれ以下。
骨はいいおだしがでるけど
あとの皮の部分や脂身(これも料理につかったりもできる)
がけっこう多いってことだな。

ちなみに写真の下にある100グラムのスライス生ハムは5.99ユーロ
だからやはり1本買った方がお得なんだろうけどね。

ちなみにハブーゴのどんぐり食べた豚さんだそうで
けっこう安いかも

2012年8月13日月曜日

オリンピックその2

ネットのおかげで
何十年振りかではまったオリンピックもおしまい。

日本女性強いね。
サッカーもバレーもレスリングも
バドミントンも卓球もすごかった。
スペインも女性上位。
金をとったのは
ウィンドサーフィン(なんと海のないセビージャの子)
ヨット女子
とテコンドーの男子
ほかにも
シンクロやテコンドー、レスリング。
女子が圧倒的に強い。
そういえば日本とスペイン、
女性の平均寿命の1位と2位なんだよね。
女性が強い国ってことかも。


メダルとった選手にはもちろんだけど
メダルとれなかった選手にも
オリンピックに行けなかった選手にも
スポーツ選手全部に感動させてもらった感じ。
だって
そういう一人一人の積み重ねの上に彼らがいるんだもんね。
メダルとって泣いている彼らのむこうにすけてみえる、
そんな一人一人。
そして家族。友人。


なーんて愚にもつかないことを考えていて
思い出した。
一度だけオリンピックでメダルとった人と会ったこと。
ラファエル・ロサーノ。
コルドバ出身のボクシング選手。
弟がフラメンコダンサーのエドゥ・ロサーノ。
スペイン新幹線アベの中で
ギタリスト、ビセンテ・アミーゴに紹介されたのは何年前だろう。
小柄でシャイで
感じのいい青年だった。


かと思うと友達の妹がオリンピック3大会連続出場の水泳選手だったり
友達の息子が五輪選手候補だったり。
なんかスペインにいるとまわりにそういうめぐりあわせがいろいろでてくる。

人口が日本より少ないから
そういう人にあう確率が高くなるのかな?





2012年8月12日日曜日

熱波


新聞にあった写真。
昨日のセビージャ、公式には45、9度。
でも街頭温度計は軒並み50度超え。
外はオーブン状態。熱風につつまれる感じ。


今日はだいぶましです。
風が熱くない。
それでも水シャワーあびようと蛇口ひねると
でてくる水がぬるま湯だったりする。。。

セビージャの夏ならでは、かも。

2012年8月2日木曜日

オリンピック

おもちゃ屋さんではプレイモビルがオリンピック


オリンピックですね。
でもスペイン人はほぼ無関心。
昨日ようやく初めてのメダルを獲ったのはもちろんニュースになってたけど
わたしの周りで毎日みてる人とかぜんぜんいない。

サッカーで日本がスペインに勝ったときも
15時45分から、と
ちょうどシエスタの時間帯だったこともあって
だーれも観ていなかったという。。。
近所の元サッカーユースの青年(足痛めて引退した)すらも。
で、友達はみなニュースで結果観て
私によかったね、っていうくらい。
まーったくの無関心。
かわいそうなくらいに無関心。
あのユーロカップの大騒ぎはなんだったんだ?
若手はだめなん?
ま、決勝までいけばまた大騒ぎだったのかもしれませんが
予選リーグ敗退だしね。

息子がボートの五輪選手候補だった友人も
選手になったら借金しても観に行くとかいってたのに
外れてからはぜーんぜん無関心。

テレビではいろいろやってます。
バスケにテニスに水泳,水球,ハンドボール
自転車、サッカーなどなど。
日本ではマイナーな水球やハンドボール、
スペインではふつうに中継があるくらいにポピュラー。

おまけに国営放送のウエブでは
フェンシング,ヨット、馬術、射撃などマイナーな競技ももれなく中継。


なんで私はすっかりはまり
朝は柔道
夜は水泳
その合間にテニスやサッカー、体操、
たまにフェンシングや馬術、アーチェリーなどものぞいてます。
面白いよね。
日本では毎回中継がしっかりあって朝から晩までやっていて
それをみるのが国民的習慣になっているのかもしれない。
それに日本はけっこういろんなところでメダルにからんでくるしね。

スペインは92年のバルセロナ五輪より前は
ヨット、馬術、射撃くらいしかメダルがとれない弱小国だったから
オリンピックをみる、という習慣がないのかも。

ちなみにオリンピック、スペイン語では
Juegos Olímpicos
フエゴス・オリンピコス
といいます。
略して
JJOO
 これは
ホタホタオオ
ではなく
フエゴス・オリンピコス
と読まねばなりません。

EEUU
をエスタードス・ウニードス(合衆国=アメリカ)
とよむのと同じ使い方。
ちなみに私はその昔、2回繰り返しているからドスがつくんだと
信じ込んでいたことがありました(恥)
それならエードス・ウードスでしょうが〜

ちなみにU2はスペイン語ではウードスと読みます。
全く違うグループにしか思えない〜



2012年7月20日金曜日

サボテンの実


夏です。
暑いです。
セビージャは毎日40度越えてます。
湿度低い(50%以下)っていったって
気温が体温越えるとこたえます。
もの考えられないし
ちょっと動くとすぐ汗びっしょり。
そのたびに水シャワーあびて着替える。
昨日なんてTシャツ4枚もかえたつー

そんな夏が旬なのが
これ


サボテンの実です。
街角で売ってます。

おじさんがするっと、
すごいスピードで皮むいてくれます。

手袋しているのはサボテンだからとげあるからかな。
ちなみにおじさんは
冬は焼き栗や焼き芋売ってます


でこれをビニール袋にいれて
1袋2ユーロ。

見た目もだけど味もキウィみたいな感じ
冷やしてたべると甘くておいしい。
でも食べ過ぎると便秘になるそうな。




ベティス通りのカセータも完成しちゃいました。
手前は信者会の、その隣は共産党〜
人生だなあ

2012年7月17日火曜日

レンフェでお得に

スペインの新幹線アベ。
これにも知ってると得するいろいろな割引があるのであります。
たとえば往復割引は20パーセント。
しかもこれ同時に買わなくても大丈夫。
60日以内であれば、
行きの切符をみせれば帰りの切符代から往復の2割をひいてくれます。
つまり帰りの予定がはっきりしていない旅でも大丈夫。

また長距離線にのったあと48時間以内に
国際線か
カナリアやマジョルカに行く飛行機に乗る場合
もしくは飛行機から降りて48時間以内の場合
航空券をみせれば
10パーセント割引。
つまりセビージャやヘレスからマドリードまで電車で行って飛行機に乗り継ぐ、
もしくは国際線でマドリに入りアベに乗り継ぐ
ってときに適用される割引なのであります。

またウエブ購入での割引もあって
早めに買うと


それに加え7月16日以降に購入した、
アベ長距離の切符にはもれなく近距離線が無料になるという特典が着くことに!

販売機で購入する時
切符の右上にある番号のみっつめ
combinadoCercaniasというところにある番号記号を入力するか
バーコード/QRコードをかざすだけで
お金をいれずとも切符がでてくるのであります。

実はこれ、
それまでもアベでマドリに行けば
空港までレンフェの近郊線に無料でいけるというのがあって
それと同じシステム。
番号入力が少しめんどくさいけど
無料なのはなにより。


2012年7月13日金曜日

祭の準備

今週の金曜日から始まるセビージャの夏まつり、ベラ。その準備が着々と。

ベティス通りにはカセータの骨格が完成。
イルミネーションもつられています。

アルトサーノ広場にも
イルミネーションも設置中

2012年7月8日日曜日

サン・フェルミン!


7月7日、日本は七夕
スペインはサン・フェルミン!
日本では牛追い祭りとして知られる、エンシエロで有名な
パンプローナのサン・フェルミンのお祭りの始まりです。

エンシエロは闘牛の牛を囲い場から闘牛場まで
町中を通って追っていくことで
その牛と一緒に一般の人も走るという行事。
サン・フェルミンはこの町の守護聖人で
毎日エンシエロの前に無事を祈ってカンティコといわれる歌を歌います。

実際のお祭りを体験したことはないのですが
このエンシエロは毎日テレビ中継があるので
10年くらい毎年みています。
するとどういう走りがベストか
どこが危いポイントか等々もわかってくるし
いつも印象的な走りをしてる人とかも覚えるし
でよりいっそう楽しくみることができます。

基本、走る人は白いシャツ、ズボンに赤いスカーフ、
手には丸めた新聞が伝統。
でもサッカーのユニフォームや色のシャツで参加する人もいます。
たぶんそれはあとでテレビ録画に自分の姿を探すため。
バッグやカメラを持つのは禁止。
靴は運動靴。脱げやすいものは禁止。
というのも危険を減らすため。
牛にさわるのも禁止。

そういう決まりを守って
牛の前、もしくはすぐ横を疾走する瞬間を狙うのが本来の走り屋。
できるだけ長い間
牛のすぐそばで距離をたもちながら走るのがいい。

お祭りを近くでみたいというだけで参加し
走らず壁にへばりついている人もいるけど
それも本当は禁止。

牛もすごいスピードで走っていくので
並走できるだけの体力が必要。
パンプローナの町の人だけでなく
毎年各地からやってくるベテランも。

参加したい人はビデオをみてしっかり勉強しておくのが得策。

毎日のエンシエロのビデオがアップされています。
ライブでみたい人は
スペイン時間朝8時
日本時間午後3時

ちなみに今年は
初日に73歳のベテランが倒れたところを角にひっかけられた人が入院したものの
2日目の今日は重傷者もなく
まずは平和なすべりだしです。









2012年7月6日金曜日

友だちとお昼

友だちとお昼
ご近所のレストランへ
奥はきれいな高級レストラン風になっているのだけど
今日は気軽に
ということで
バルの方に
といってもここはそこらのおやじバルとはぜんぜんちがって
ゆったりきれいでモダン
そのせいかお客さんも女性優位

といってもお値段はそこらのバルと変わらない
ビール1、2ユーロ
ワイン2、4ユーロ
タパも2、2から3ユーロ

 まずは茄子のフライの蜂蜜風味。
皮をむいた茄子を拍子木に切ってフライ
それにはちみつをちょっとからめたというシンプルなもの
これでタパ。これで2、2ユーロ。

 メインはアボカドと海老のリゾット
とってもクリーミー
アボカドでリゾット?
って思うでしょうがこれがなかなか
自分ではちょっとできないお料理を
というのが外食ならでは、かな。
これ1人前で11ユーロっす


ちょっとものたりないかな、
と海老団子
アーモンドをまぶしてあげてるんだけど
アーモンド味もぱりぱり感もなし
こちらもタパで2、5ユーロ


日本円で考えるとめっちゃ安いけど
それも円高の恩恵
ペセタで考えると高いやん

2012年7月3日火曜日

お昼の一杯

これがないとセビージャの夏は生き残れませぬ

スペイン優勝!

やったね!
欧州杯スペイン優勝!

昨日は帰国した選手たちがサルスエラ宮訪問後
マドリード市内パレード
どのテレビ局も6時から11時ころまで生中継
ふだんの番組全部とばしちゃう、ってすごすぎ。

モンクロア、グランビアからシベーレスまで
びっしり人の波。
100万人ともいわれてた。

ショーマン、レイナの司会で舞台に上がった選手たちは
08年のユーロカップ、10年のワールドカップにひきつづき3回目、
ということもあってかお疲れ気味で
しゃべる人が前より少なかったのが残念。

セビージャ(県)出身の、
ナバスとラモス
セビージャFCの下部組織
セビージャ・アトレティコ出身、ほぼ同い年の二人も
スピーチしなかったしね。
ラモスはレイナの紹介だけはしたけれど。
ナバスはおとなしい性格だからかな。

でもみんなでわ〜っとやっているのをみると
そこらへんの大学生みたいでかわいい。
稼いでいるお金も
努力もすごいわけだけどね。


ちなみに決勝戦は
近所のバルで友達と観戦。
フランス戦から塗り重ねたスペインネイルで
フランス戦から着続けてる
(試合観るときだけね。ちゃんと洗ってます)
赤いTシャツを着て
スペインの小旗を持って



みんなでみると
ゴール叫んだりやっぱ楽しい
おごりおごられ祝杯重ね
翌日しっかり二日酔い。

経済危機で
けっこういろいろたいへんなスペインだけど
これで元気になってくれるといいね。





2012年6月24日日曜日

日曜はグルマン

日曜日
お仕事してたら友達から電話

「…忘れてないですよね?」

忘れてました。
すっかりさっぱりすっきりと。
今日お昼の約束を。

タンクトップに短パンでとんでいく。
うちから徒歩10分の
ごきげん極上イタリアン。

なぜか知らぬがセビージャ
イタリアンはなかなかのところがけっこうあって
よりどりみどりなのでありますが
一番おいしいのはここ!

もう20年くらい通っております。
でいつも同じようなものを頼んでしまう。

カルパッチョ
ルッコラのサラダかズッキーニのサラダ
フレッシュ野菜のパスタ
きのこのリゾット
パンナコッタにティラミス

今日も同じようなメニューを頼んで
でも暑いので
ワインはロゼ

おしゃべりしながら3人でシェア

お味は本格派
なんだけど
今日は満員御礼だったせいか
ズッキーニがちゃんと切れてなかったり
パルメザンが固まりで入っていたりでびっくり

そこらへんなんともスペイン的
リゾットめちゃうま
量が多いのでシェアして正解
ドルチェはこってり
でも甘すぎず
なんで必須でございます




 満腹したら
サービスのリモンチェーロ
これがわんこそばのように
あいたらつがれ、
あいたらつがれ
で昼から酔っぱらい。


 外に出たとたん熱気につつまれる。
はんぱない暑さ
肌がじりじり焼けていくのを感じつつ
炎天のトリアーナ橋を渡り
おうちでお昼寝
討ち死にしてました



夜は別の友達がラマンチャから来訪
こじゃれたタパのあるバルへ
と行ったんだけど
4軒とも閉まっていて
結局いつものつばめ屋に


マッシュルームのステーキ
こいかのステーキ
生ハム
お肉


でも今回のヒットはこれ
チーズの名産地ラマンチャに住んでるお友達が
カウンターのむこうにあるチーズをみて
「あれ。。。」

彼女の目に狂いはありませんでした。
ローズマリーがまわりについたこのチーズ
いやいや
クリーミーでめっちゃおいしい


ビール
白ワイン
赤ワイン

と夜もついつい杯傾け
満足満腹な一日でございました

2012年6月23日土曜日

ワインのゴム栓


フェリアに遊びに来た友達からもらったワイン。
リオハでもリベラでもなく、バレンシアのワイン。
これがなかなかのもので
おいしゅうございました。

が、この栓がコルクではなく
ゴム!

写真の紫のです。

ポルトガルとともに
コルクの産地であるスペインなのに
なぜ???


2012年5月12日土曜日

つばめ屋でお昼

ちょっと前のことだけど
フェリアに遊びに来た友達と
セビージャのお友達と
トリアーナでタパ!
ということで
迷わずでかけてきたのがここ。
ゴロンドリーナ

つばめ屋
つばめグリル
と在トリアーナ邦人にも親しまれているバル。

ここにきたら絶対頼むのは
プンタ・デ・ソロミージョ!


豚ヒレの鉄板焼き。
お肉をよーく叩いているらしく簡単に噛み切れるやわらかさ。
絶品でする。

この日は6人ということでお皿で頼む。
っていうか2階席はお皿でないとだめなのね。
ちなみにこの店ではこれをメディア・ラシオン、半人前とよんでいる。
どこがだよ。

もうひとつの名物チャンピニオン。
 マッシュルームの鉄板焼きに
ニンニクとパセリのきいたマヨネーズソースがトッピング。
これタパで頼むとたこ焼きのような経木のお皿でやってきます。

あさりの漁師風。


すでに誰かがつついているけど
にんにくのきいたスープもおいしい。
パンにひたして

しめにピンチョ!
 
スパイスでマリネされた豚肉の串焼き


うまいっす。
満腹満腹。

2012年5月2日水曜日

フェリア 二日酔いの月曜 連休

先週、4月24日から29日まで
セビージャはフェリアでした。
フェリア・デ・アブリル。
直訳すると4月祭りになるんだけど
日本では“セビージャの春祭り”の名で知られていますね。

牛馬の市に来る人たちを
仮設小屋でもてなしたのがはじまり。
最初のフェリアは1846年。
今は歌と踊りとお酒を楽しむお祭り。
闘牛、馬車、フラメンコ衣装にセビジャーナス。
シェリー酒と海老と生ハム。
歌って踊って夜はふける。


こういったフェリアはアンダルシアのあちこちで開催されるけど
セビージャのフェリアの規模が一番大きくまた華やか。
カセータとよばれる仮設小屋は赤か緑の縞模様で統一されているけれど
中はまちまち
誰もが入れるところはシンプルだけど
会員制のカセータはレースやシャンデリアとかなり豪華なところも


この会員制というのがくせ者。
つまり会員もしくは会員の知り合いでないと入れない。

なんで
「タクシーもホテルも料金が上がるのに
セビージャの人は自分たちだけで楽しんで」
と観光客にいわれちゃったりもするのだ。

 でも会員は数万円という会費を払って
この週はカセータを応接間のようにして
大枚はたいて友達を接待したりするわけで
誰もが自由に入れない、
というのにも理由があるのだ。


日曜日の夜12時に花火があがってお祭りが終わる。
で翌日は
“二日酔いの月曜”
lunes de resaca
でございます。
ちょっと前まではこの日セビージャ市の休日だった。
もちろんフェリアで疲れた身体を休めるため

が、今年は5月1日、メーデーの祝日が火曜だったため
飛び石連休の月曜も休みにしたところも多く
なんか 火曜までお祭り気分でございました。

さて水曜日。
今日からもとに戻って元気に働くといたしましょう。






2012年4月27日金曜日

最先端スペイン料理的タパの店 ラ・モヒガタ

日本から来た友達からご飯のお誘い。
でトリップアドバイザーで
セビージャ1のレストランにランクされているバルに。

市の中心地とはいえ
大通りから入った裏路地の小さな店。

メニューは店のウィンドーにかかれてる、
というのは
市場にあるいい材料だけでやってるから、
と店の人。
おすすめを頼む。

パンに茄子のペースト+新鮮ないわしのフィレをバーナーであぶって
スモークしたオイルをかけたもの

ベーコンとアンチョビの入ったオレオ風

鴨のコンフィのクレープ
ミニ春巻きくらいの大きさでございます

おじゃがのクリーム風
これが一番私的にはまる。


 スペインの高級トマト、クマトとよばれる
黒っぽいトマトでつくったという、
伝統的なトマトスープもおしゃれ


 イカスミご飯のお寿司
わさびとマヨネーズとおしょうゆがそえられてます。

ワインがすすみまする。

エル・ブジみたいだね、とお店の人にいったら
実際にブジやブジ・ホテルで働いていたそう。
ソムリエだったらしいよ。
道理でお酒がすすむはず。

最近流行のガストロ・バル、
グルメでこじゃれたタパをだすバルの中でもおすすめでございます。

お値段はどのタパも3、5ユーロ前後。
ふつうのバルよりは高い。
でもこれ日本だったら一人前で
2000円とかとられちゃうよね、
と話しながら食事。
ワインも白、赤たっぷり飲んで
一人20ユーロでございました。

またいこっと。

La Mojigata
c/Moratín, 15. Sevilla