先週、4月24日から29日まで
セビージャはフェリアでした。
フェリア・デ・アブリル。
直訳すると4月祭りになるんだけど
日本では“セビージャの春祭り”の名で知られていますね。
牛馬の市に来る人たちを
仮設小屋でもてなしたのがはじまり。
最初のフェリアは1846年。
今は歌と踊りとお酒を楽しむお祭り。
闘牛、馬車、フラメンコ衣装にセビジャーナス。
シェリー酒と海老と生ハム。
歌って踊って夜はふける。
こういったフェリアはアンダルシアのあちこちで開催されるけど
セビージャのフェリアの規模が一番大きくまた華やか。
カセータとよばれる仮設小屋は赤か緑の縞模様で統一されているけれど
中はまちまち
誰もが入れるところはシンプルだけど
会員制のカセータはレースやシャンデリアとかなり豪華なところも
この会員制というのがくせ者。
つまり会員もしくは会員の知り合いでないと入れない。
なんで
「タクシーもホテルも料金が上がるのに
セビージャの人は自分たちだけで楽しんで」
と観光客にいわれちゃったりもするのだ。
でも会員は数万円という会費を払って
この週はカセータを応接間のようにして
大枚はたいて友達を接待したりするわけで
誰もが自由に入れない、
というのにも理由があるのだ。
日曜日の夜12時に花火があがってお祭りが終わる。
で翌日は
“二日酔いの月曜”
lunes de resaca
でございます。
ちょっと前まではこの日セビージャ市の休日だった。
もちろんフェリアで疲れた身体を休めるため
が、今年は5月1日、メーデーの祝日が火曜だったため
飛び石連休の月曜も休みにしたところも多く
なんか 火曜までお祭り気分でございました。
さて水曜日。
今日からもとに戻って元気に働くといたしましょう。
セマナサンタに行くかフェリアに行くか、悩むところですね〜。どっちもセビージャらしいけど、まずは華やかなフェリアかな?
返信削除mimiさん どちらも雨になることも多いのが。。。ですけれど、どっちも絵になりますよ〜。ぜひ来て下さいね。個人的には家からすぐのところでも観ることができる聖週間の方が、徒歩3、40分かかるフェリアよりも行くことが多いかな。
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