2011年10月26日水曜日

秋?


トリアーナの橋のたもとにあるカルメンの聖母のお堂

この空みてください
夏? 秋?

10月も下旬というのに
日中はまだ半袖でもだいじょうぶ

おとといの雨でだいぶ涼しくなったとはいえ
やっぱセビージャはあったかい。


2011年10月24日月曜日

指宿洋史選手 決勝ゴール


セビージャ・アトレティコ
今日も指宿選手が決めてくれました。

相手はメリージャ
アフリカ大陸にあるふたつのスペイン領のうちのひとつである港町のチーム。

どちらもボールがうまくまわらず決定打のないまま迎えた後半
ルイス・アルベルトのパスをみごと押し込み決勝点。
観客からはヒロシコール!

このルイス・アルベルト、
昨夜の一軍バルセロナ戦に招集され
バルセロナから深夜にセビージャに帰ってきたばかり。
ヘスース・ナバスばりのドリブルをみせる19歳。
疲れもみせずの活躍です。

クラブのオフィシャルウエブにはゴールのビデオがあります。

セビージャATの試合が行われる
シウダ・デポルティーボはセビージャの練習場で
一軍も通常はここで練習をしています。
ピッチと同じ高さで柵にもたれて応援できるので
選手の声もきっちりきこえてくる。
デフェンスが「ヒロシ!左!」
とか言っていたり。


これで今シーズン6点目。
だんだんチームになじんできたかな。
がんばれ指宿選手!

それにしても

スポーツ写真は難しい

↓何してんだかわかんない

↓上狙い過ぎ。青空だったらポエムだけど

↓頭切れてるし、端過ぎ。

プロの写真家はすごいなあ

2011年10月21日金曜日

福島の英雄たち

スペインには
アストゥリアス皇太子賞という
すごく大雑把にいっちゃうとスペイン版ノーベル賞みたいな賞がある。
学術、芸術、スポーツなどの各部門に功績のあった人を
財団の選考委員会が選出する。

その今年度の平和賞に選ばれたのが
「フクシマの英雄たち」

福島原発で危険をかえりみず現場で事態の収拾にあたった人たちだ。

その授賞式が行われた10月21日。

朝国営放送ラジオをきいていたら
インタビューにその一人が登場した。

淡々と、
「生命の危機も感じなかったしあの後と前とで人生も変わってない」と語る。
当たり前に仕事しただけでなんでこんな賞もらうのかちょっと居心地悪そうな感じ。
あまりにも優等生的な答えで面白くないけど
そうしか言えないんだろうな。


授賞式には警察から二人。自衛隊から二人。そして消防隊から一人。
最初の受賞理由からいって
本当は東電関係の人のことを対象としてたようにも思うけど
まだ完全に事態は収拾していないから
東電関係は来西しなかった。

テレビ中継された授賞式をみていたんだけど
自衛隊、やっぱりmilitarって訳すんだなあ。
今更ですが。

東京消防庁ハイパーレスキュー隊の富岡隊長がスピーチ。
ビデオはここの下の方にあります。
スピーチは日本語。
スペイン語の訳がつく。
もともとスピーチ原稿を訳していたものとみえ
最初はそのスペイン語訳が日本語でいってないところまで言っちゃう、
という走り過ぎをみせ同業者の末端につらなる者としてちょっとはらはらしたけど
訳はさすが。
日本語とスペイン語って語順が違うから
もし原稿無しの同時通訳なら違う風になったろうな、と思ったり。

最後、
ビバ・エスパーニャ!
とスペイン語で話したのには皇太子もにっこり。

ビバ・エスパーニャってスペイン万歳、なんだけど
ちょっと右翼的ニュアンスもあるんで
本当はグラシアス・エスパーニャ、くらいがよかったかも。
とか、よけいな心配したり。

今回の受賞は
福島の英雄となうってはいるけれど
原発事故でがんばった人たちだけでなく
津波と原発事故でたいへんな目にあいながらも
がんばっている日本人たちへの
スペインからのエールなんだよね。

ありがとう、スペイン。


2011年10月10日月曜日

指宿洋史選手 ハットトリック!



今年からリーガ・エスパニョーラのセビージャFCの下部組織、
セビージャ・アトレティコでプレーする
指宿洋史選手。

高校卒業とともにスペインに渡り
プロ生活をスペインでスタートさせた日本人には珍しい経歴の持ち主。
2部リーグのジローナに入団、
そこから3部のサラゴサBへレンタル移籍、
後、2部Bのサバデイにやはりレンタル移籍。
昨季はサバデイの2部昇格に貢献する10ゴールをあげた。

その彼が今年セビージャFC入団。
UEFAカップ、ヨーロッパスーパーカップ、国王杯など
ここ数年多くのタイトルを取得した強豪にやってきた
初めてのアジア人選手である。

セビージャFC日本ツアーの通訳をつとめたセビジスタ(セビージャファン)の私、
これは行くしかないでしょ。

が、一緒に行こうといっていたセビージャの日本人友達や仕事の都合で
ようやく今日、夢が実現したのであります。
総勢12名が
地下鉄に乗ってパブロ・デ・オラビデ駅下車
シウダ・デポルティーボにかけつけました。

入場料10ユーロ。
町中にあるサンチェス・ピスフアン・スタジアムのように大きくはないけれど
10月とは思えない強い太陽のもと
セビージャATが2部に昇格したときにできた仮設風スタンドに陣取りました。
自由席。
影はまったくなくじりじり焼けるけど
昔の西武球場の外野席みたいな、のどかでおおらかな感じ。
空が大きい!


相手は CDロケータ
同じアンダルシアの東端にある、アルメリアのチームです。
CDはClub Deportivoスポーツクラブの意味。

試合開始直後に先制点をいれられるも
すぐに同点においつき
そして指宿選手の同点の一発!
持参の日の丸をかけげ喜ぶ応援団!
実はこの時私の座ってた列にアーモンド売りのおじさんが来て
その瞬間を見逃したのですが
これは幸運のアーモンドに違いない、ということで2個購入。
ぽりぽりたべていたら
もう1点!

そして
またまた1点!
ええ〜
ハットトリックじゃありませんか〜〜〜

大盛り上がりの応援団。
まわりのセビージャファンも振り返って拍手くれます。
いえ
私たちがゴールしたわけじゃないんですけどね。
でもちょっと鼻高々。


サッカーは素人でございますが
みていると
彼のところに絶妙なパスがくるわけじゃない。
それでも味方が攻め上がってくると
果敢にゴール前に陣取り機をうかがい
取って返す刀で、という感じでゴールを決める。
好機を逃さずしっかり決める。
いいなあ。

味方が攻め込まれるとしっかりゴール前まで加勢にいっているし。
大柄なゆえか
マイペース風にもみえるけど
しっかり仕事をこなしている、って感じ。

後半
tanoに交代、その彼もゴール。
結局7対2の快勝。

でも彼はもっともっと大きくなる。
それをチームメイトが理解すると
年あける頃にはちがう攻撃体制になっているかも?


試合終了後
クラブのプレス部長にお願いして
指宿選手を囲んで記念撮影。
お疲れさまでした。
ありがとうございました
また再来週お伺いします。


しかし本当に
こんな気持ちのいい天気の一日
サッカーをみにいって
お目当ての選手がハットトリックきめてくれて
チームも完全な勝利をして
って
こんな幸せな日曜の午後、ってそうないよね

2011年10月2日日曜日

窓わんこ


スペインは犬好きが多い!

町を歩けば
犬のうんこがおちてるけど
(これでも最近は拾う飼い主も増えた)
マンションでもふつうに犬を飼っている。

散歩のとき以外は窓から外を見張ってる子も多いんだよ。

アルファレリア通りのわんこ。もう亡くなった。
うちに前いたわんこに激似。同じ頃亡くなったのも縁かな。

ファビエ通りのわんこ、フローラ。
バルの割れたガラスをかくす板の間から顔だしてた。
その後、サッカー場の番犬になったがけんか傷がもとで亡くなった。
このバルも今はもうない。



ロドリーゴ・デ・トリアーナ通りのわんことにゃんこ。
二匹仲良く外をみてた。
うちのわんこをみても吠えない。立派。

ファビエ通りのわんこ。
この家の前は毎日何度も通るがわんこがいるのをみたのは初めて。

おまけにうちのわんこ
しらちゃん
好物はハモン(生ハム)
食べるが太らない
一日中寝てるか遊んでるか食べてる
足が長くて細い
とほんとうらやましい人生をおくるわんこでございます。