クリスマス、
そしてイエスに東方の三博士がイエスに贈り物をもってくるという故事から
こどもにプレゼントをおくる、
1月6日の公現祭までがスペインのクリスマスシーズン。
スペインではイブは家族でご飯。
大晦日は友達と大騒ぎ、が多く、
1月1日の朝
着慣れないスーツに身を固めたおぼっちゃんたちや
10センチヒールを手に提げたフォーマルウエアなお嬢さんたちが
酔いをひきずりつつ歩いていたりするのも風物詩のようなもの。
その間には
ま、日本の忘年会のような会社での食事会があったり
サークルの食事会があったり。
1月6日のレジェスの祭日で
それもようやく終わり
ほっとひといき。
ちなみに
スペインではサンタさんがもってくるクリスマスプレゼントよりも
三博士、レジェス・マーゴスがもってくるプレゼントの方が主流。
最近はサンタものしてきてるとはいうものの、
経済危機にも関わらず
(だからこそか?)
1月5日の夜には各地でパレードが行われました。
いや
実際は規模が縮小されたり中止になったりしたものもあるらしいけどね。
このパレード、台車にのった人たちが
飴をあめあられと投げまくる。
それもセビージャはとくに派手に投げまくるので
通りはふまれた飴でぐちゃぐちゃになり
靴底が道路にへばりつく感じを味わえます。
しかしなんでみんなあんなに必死になるかね、飴とろうと。
カサもってたり、フードでいってねらったり。
投げる方もけっこう本気で投げて
当たるとけっこう痛いです。
1月5日の夜中にレジェスは各家を訪れプレゼントをおいていくのだとか。
こどものいる家では
レジェスのために
クリスマスのお菓子やアニス酒を、
レジェスが乗ってやってくるらくだのためには
1日前のパンとお水を用意して眠るのだそう。
で朝おきるとプレゼントがいっぱい。
1月6日の朝は
もらいたてのプレゼントで遊ぶ子供たちが町にあふれます。
自転車、三輪車、
男の子にはリモコンの自動車、
女の子には乳母車。
乳母車をおして歩く女の子のかわいいこと!
でこのレジェスの祝日がすぎると
レバハがはじまります。
再び下がる?
そうです。
何が?
価格が。
半額以下ってこともめずらしくなく
プレゼントで散財したくせに
またお店にでかけて散財。
かくして1月の坂、となるのであります。
1月の坂。
つまりお金をつかいはたし
登るのに四苦八苦
金欠でたいへんな様子を上り坂にみたてたわけですね。
ついでにいえば
クリスマスや大晦日、レジェスと
会社のご飯があったり
家族の宴があったり、と
ご馳走続きで体重もオーマイガッな状態に。
夏休み直前同様
各地のジムに皆つめかけるそうでございます。
毎年おんなじ。
でもそんな風に平和にはじまるのが一番いいね。
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