2011年2月26日土曜日

ヘレス!

毎年恒例ヘレス・フェスティバル。
世界で唯一の、フラメンコとスペイン舞踊のフェスティバル。
2月25日から3月12日まで毎日たくさんの公演や
クラス、講演会、展覧会などが開催されます。

私は第1回から欠かさず訪れているのですが
年々隆盛でめでたい限り。
世界各国からやってきたレッスン生たちが
町を闊歩し、劇場のまわりのバルや
フラメンコ衣装店などがにぎわいます。

ヘレスといえばシェリー酒!
というわけで記者会見でもシェリー酒がふるまわれますし
昨日は初日ということで劇場でベネンシアドールによる
シェリーも!

一杯のシェリー酒でなんだかみんな幸せな気分になるっていいなあ

2011年2月23日水曜日

ギターの切手

郵便局にいたらこんな切手があったので買ってしまいました。


ギターの切手なんてちょっと珍しいよね。
マラガの音楽博物館にちなんだものらしいです
ちなみにスペイン国内用の35センティモ。
日本へは80センティモなのでこれ2枚と10センティモ切手が必要です

2011年2月22日火曜日

マカレーナの聖母



写真はマカレーナの聖母
ガイドブックにも掲載されてる観光名所で
内外の観光客も多いけど
地元の信心深い人たちもよく訪れる、
生活と密接した教会
一心に聖母をみつめ
人々は何を祈るのか

金の冠
エメラルドのブローチ
クリスタルの涙をうかべる聖母像は
アンダルシアの女性たちに似た
どこか官能的なおもむき

ムリーリョの描く幼きキリストが
アンダルシアのこどもたちそのものの顔であることと同じ

聖なるものはわたしたちの間にある



2011年2月21日月曜日

カイシャ・フォーラム・マドリード

週末はマドリにでかけてきました。
土曜はアントニオ・ナハロの「セビージャ組曲」をみて
日曜は友達とお昼ご飯。滞在時間は26時間だけでしたが
日曜、待ち合わせまでの時間を利用して初めて
カイシャ・フォーラムへ。

プラド美術館のあるパセオ・デ・プラド近辺にはほかにも
現代美術中心のソフィア王妃美術館や
大金持ちのコレクション、ティッセン美術館などもあって
パセオ・デル・アルテ、芸術の散歩道とよばれています。
カイシャ・フォーラムも、プラド美術館の斜め向かい、
バルセロナの銀行の社会事業のひとつであるこのアートセンター、
2004年に火災がおきた変電所跡にたてられたもの。
各種展覧会やコンサート等多彩な催しが開催されています。
入場無料のものもあるので時間つぶしには最適かも。

そのアプローチの壁の植栽も一見の価値あり、です。

2011年2月20日日曜日

アベの不思議

アベ、AVEはスペインが誇る新幹線。
セビージャ/マドリを2時間半でむすびます。

ついこの間まで時間の不正確さで有名だったスペイン国鉄ですが
92年、セビージャの万博にあわせて開通したこのアベは正確無比。
なんと5分おくれたら全額返金!が売りでございます。

92年から何百回?とのっておりますが、
その恩恵にあったことも2、3度。
どちらも90年代のことであります。
それもおくれは10分程度で大勢に影響の範囲だったので
返金します、と車内放送があると拍手があがったものでございます。
でもこの返金、当日でなく翌日以降に窓口に行かねばならない、など
ちょい面倒で、旅行者など手続きしない人もいただろうな、と。

この返金の回数が少ないのは不思議?
いや、1度でもアベに乗ってみればわかります。
時刻表の到着時間、絶対さばよんでいる!
たいてい5分前に到着します。それでいいのか?

現在はバルセロナ、バレンシア、トレド、マラガ、バジャドリなどへものびて
今後もバスクなどどんどん新路線ができるらしい。。。
マドリードのアトーチャ、アベ駅も新装なって
到着は、昔の駅からバス2駅分くらい歩いたところになりました。
空港みたいに動く歩道があるんだけど、いやいや、健康じゃないと旅もできませんや。

2011年2月19日土曜日


この写真が私の携帯の待ち受け画面でございます
以前はパソコンの壁紙にもつかってた

海老の塩ゆでと
小エビのかき揚げ
ビールはもちろんクルスカンポ!

理想の組み合わせでございますな

サンルーカル・デ・バラメーダという、
カディス県の小さな町の
人気バル、バルビーノ
そこの人気タパであります。

このかきあげが最高!
さくさくとしてて
あぶらっぽくなく
桜えびのような小さな海老がふんだんにつかってあって
もうほんと絶品!のひとこと

このかきあげ、近頃は冷凍食品でもありまして
うどんのおともに最適!
だったりするのですが
やっぱここのかき揚げとは
ひと味もふた味もちがうのですね

なんでもガルバンソ粉をつかうそう

自宅で再現を試みたのですが
あえなく失敗
なんでやっぱサンルーカルの
あの広場の
あのバルで
混雑をものともせずに
カウンターに突進し
頼んで味わうあのかきあげは
私の20数年のスペイン人生で
一番好きなタパ!
であるのであります



でも
もしも今静岡にいって
とれとれの桜えびと
しらすとかのったどんぶりがでてきて
どっちにする?
ときかれたら
きっと。。。。

2011年2月16日水曜日

ビール一杯!

その昔、バルに来た制服姿のおまわりさんが
ビールを飲んだ後、パトカーに乗って帰ったのでめちゃ驚いたことがある。
当時はビール3杯までは飲酒運転にならなかったのであります。

92年に開催されたセビージャ万博のパビリオン工事現場でも責任者が
「工事はちゃんと行われています。作業者用売店でもアルコール類は売っていません。
ビールとソフトドリンクだけです」と。

!!!
ビールはお酒じゃなかったんですね、スペインでは。


今はそんなことはもちろんなくて
呼気中アルコール濃度0.25 mg で違反で減点。
ちなみに日本は0.15mg で減点。
スペインでも初心者と運転のプロは0.15で減点。

昔は車で飲みにでかけていた人も多かったスペインですが
最近は減っているよう。。。
郊外で行われる結婚式などでもバスを出す場合が多いし。
といってもまだまだ飲酒運転は多いのが現状。

フェリアの駐車場の出口で検問したらいったいどうなるか?

2011年2月14日月曜日

パジョジョのチーズ

スペインは毎日3食ではなく5食といわれます。
朝ご飯、おやつ、昼ご飯、おやつ、夜ご飯というわけ。
たしかにダイエットのメニュー等でも3食+間食の5食になっている。
でもそうやって食べてる人はたぶん少数派。
普通は朝、昼、晩の3回じゃないかな。
朝は軽くコーヒーとトーストくらいのコンチネンタルブレックファーストが基本。
家でコーヒーだけ飲んで来て
10時半くらいに職場近くのバルでトーストとコーヒーという人もいるけどね。
昼はメイン。たっぷり食べるのが基本。
豆の煮込みなどのおふくろの味的一皿や、パスタ、揚げ物、ステーキ…
その前にバルなどでビールやタパという人も多い。
で、夜は軽くサラダやスープ、タパですましたりするわけですね。

そんなスペイン的食生活がすっかり身についた私は
朝はバルでトーストとコーヒー
昼たっぷり食べて
夜はチーズかサラミくらいですませることが多い。

でチーズ。
スペインのチーズは日本ではあまり知られてないかもですけど
けっこういろいろな種類があります。
有名なのはハードタイプのチーズで、ラマンチャのものかな。
牛、羊、山羊。原料となるミルクによっても、熟成によっても味はさまざまで
好みのチーズを探すのは好みのワインを探すのと同様に楽しいことであります。

最近はまっているのがパジョジョ。
カディス県北東ビジャルエンガ・デル・ロサオという山間部の村でつくられている、
このチーズがうまいっ!

今うちにあるのは羊と山羊のミックスのセミクラードというタイプなのだけど
クリームのようなまったりした味わいでもうなんともいえない!
一切れたべると満足〜でももう一切れ、、、ほしくなる。

と思ってこのチーズ会社のウエブをのぞいたら
各地で賞をとってるんですね。さすが!
山羊、羊それぞれのチーズでもいろんな種類があるようなので
これからいろいろトライしていくつもり。。。
いつか工房にもいけたらいいな。

2011年2月13日日曜日

冬のセビージャ

土曜は昼間、よく晴れて半袖姿の人もちらほら
それもよくいる冬でも半袖な北ヨーロッパからの旅行者じゃなくて
地元の人たち。
かくいう私もバルのテラス席でフリースをぬいで
半袖で日光浴
ってまだ2月なんですけど。
革ジャンもいれば半袖もいるという不思議な景色でした。

ま、この好天もそうはもたないようで
雨が降るかも。。。という予報


セビージャの冬は0度以下になることは滅多にないし
気温はそれほど下がらないものの
湿気があるので骨にしみる寒さだといわれてます。
だから洗濯物も乾かない。。。

マドリードは気温もずっと低いし乾燥しているので
お肌がさがさでボディクリームが欠かせないし
喉もいためやすい。
セビージャはそんなことはありません。
加湿器なんてぜんぜんいらない。
ってのは暖房完備じゃないせいもあるかな

セビージャの家は基本的に熱い夏を考えてつくられているから
冬は寒い。。。
今でこそエアコンで暖房している家も多いけど
ついこないだまでは暖房といえばメサ・カミージャとよばれる、
スペインこたつだけ、という家がほとんどだったのでは?

メサ・カミージャはもともとは薄い金盥のようなものに
炭をいれたものをテーブルの下におき、
毛布のような厚めの生地のテーブルクロスを床までたらすというもの。
今は炭ではなく電熱器のようなストーブですが
足をあっためて暖をとる、という考え方はまさにこたつ。
で入っていると立つのがおっくうになるというのもこたつと一緒。。。。
今でも使っている人はかなり多いはず
私も家にいる時間が増えたので買おうかな。。。

2011年2月12日土曜日

金曜日は


金曜日は
私のようなフリーランスのお仕事でも
なぜかうきうき
近くのバルで友達とビール
おつまみに小エビの塩ゆでがもれなくついて
生ビール1杯1.1ユーロ
ビールはもちろんセビージャのクルスカンポ

そうです
このブログのcruzcampingは
クルスカンポからきているのであります

今はハイネケン傘下だけど
やっぱセビージャのビール
軽い飲み口で何杯でも飲めちゃう

ちなみにこのバルはいつも満員
みんな昼間からビールとえびでごきげんです

2011年2月11日金曜日

ヘアカラーもスペインだと

安いんですよ〜
昨日のスパに続いて今日は美容院
どんだけ自分に甘い?

本当は50周年記念で金髪にするつもりだったのですが
美容師さんのすすめで結局くらめの茶髪に蜂蜜色のメッシュ

地色いれて
そのあと細かく毛束とってメッシュいれて
でお値段は。。。。

30ユーロ!
シャンプー/ヘアパックこみですよん
ただしセットはこみではないので
セットではなく乾かすだけ。

そんだって30ユーロ!
で、サービスで前髪もカットしてくれたのでした。

ちなみにスペインのシャンプー台は
歯医者さんの用にリクライニングじゃないけど
最近のは首が痛くなることもないし
シャンプーもていねいでマッサージ風だし
耳に入る水も少なくなったし(でも入る)
この値段では文句ありません。

だが!
もしもっと安くあげよう、と思ったら
美容学校の美容院にいけばいい、と近所のともだち。
日本でいうカットモデルみたいなもんですな。
でもそれよりも
いちおプロの若い3人ががんばってるご近所美容院の方が私はお気に入り
シャンプーだけにくるおっちゃんがいたりするのも面白い

ちなみにエステもありまして眉カットは3ユーロ。。。
やすっ!

2011年2月10日木曜日

スパでまったり

9日は誕生日
だったので自分に自分でプレゼント
とゆーわけでスパいってきました。

四つ星ホテル、メリア・セビージャの地下に
わりと最近できたところ
マッサージやエステのサービスももちろん完備

スパ部分は大きめのプール、小さめのぬるめの水プール、
ジャグジー2つと小石のしいてあるところを歩くもの
それに
サウナ、スチームサウナ、シャワー各種
という感じ。
大きめのプールにはジャクジーとゆーか気泡発生装置と
滝のように流れるのがついている


日本のスーパー銭湯に
ぜんぜん負けてるし
水着着用男女兼用だけど
プールはスペインにしてはあったかめ(40度くらいかな)で
なかなかよろしい。
大きいし深いのでぷかぷかうかぶもよし

1時間後係の人によばれ
ピーリング+チョレートパック
紙パンツにはきかえ台にあがって
全身ゴマージュ
そしてチョコレートパック
裏表塗り終わると
しいてあったラップにつつまれる

甘い香りはいいんだけど
気分はツタンカーメンとゆーか
たらこキューピーとゆーか
客観的にみると笑える状況

そんな中お顔のピーリング
クリームでマッサージし
ゴマージュして
化粧水とクリーム

チョコをシャワーで流したあとはお肌しっとり!
続くマッサージはオイルで
ひたすらなでさすり
つぼとかリンパとか
ぜ〜んぜん関係ない感じ

でも顔や頭のマッサージは気持ちよかったです

という2時間半のフルコースでお値段は…

なんと70ユーロぽっきり
お得でございましょう?

すっきりきれいになったので
今日もがんばります!
また行けますように

ちなみにチョコパックは
リラックス効果のほか脂肪分解を促進し、
セルライト効果に優れているため、
ダイエットやアンチエイジングに効果的で
ポリフェノールでお肌すべすべ
だそーな

2011年2月9日水曜日

富士山とヒラルダ

日本で、富士山がみえるとなんだかラッキーな気分になる。
赤坂の高層ホテルの朝食レストラン、
成田空港へむかう湾岸道路、
新幹線からだっていい。

それと同じことはセビージャのヒラルダでも。
セビージャにはヒラルダより高い建物がないので
どっからでもみえそうなんだけど、
道が細く入り組んでいるせいか
これがそうでもないので
思いがけないところからみえたときは
なんだがハッピー

うちの屋上からもちょこっとみえるのを発見したときもうれしゅうございました。

これは闘牛場の横からちらっとみえるヒラルダ。

でも一番きれいなのはたぶんやっぱり
アルカサルの旗の広場からみたところかも

2011年2月8日火曜日

なんか今日はどんより曇ってるなあ、
と思って外にでたら
とんでもない霧でした。

ここはロンドン?

いえいえトリアーナです。


川向こうのセビージャはまったくみえない状態。
同じとリーアナも100m先は霧の中

冬はときどきこんな霧の日があるのだけど
今日のように10時過ぎても
晴れないというのはめずらしい

飛行機とか遅れてるんだろうな。。。

2011年2月7日月曜日

なんと!

朝食後は村を散歩
白壁がまぶしいほどのいいお天気

お昼にはセビージャFCのファンクラブのバルへ

 海老の串焼き

 肉団子

コロッケ

このタパが全部1ユーロ均一!
ほかにも鶏カツやら鶏の串焼き
パエジャ
小さなイカの鉄板焼き
モツ煮込み
などなど
メニューはよりどりみどり
でもってなんでもおいしいし
ウエイターは駆け回り
空いたお皿をすぐ片付けるなどサービスも二重丸!
瞬く間に満員御礼なのも納得

いやいや村のバルの底力ははかりしれない
写真撮るの忘れたけど
サングレ・フリータ鶏の血を固めたものを素揚げにしたものも
おいしゅうございました

2011年2月6日日曜日

村へ

結局行っちゃいました。友達の村。
セビージャから車で30分くらいかな。
友達の出身地で何回も行っているので
友達の友達はまた友達だの連鎖で
なんか自分の田舎のよーな気も。

オリーブで有名なところで
オリーブの収穫をみにいったこともあります。
油用ではなく食用の小粒のもので
手でつみとるのが基本だそう。


そのオリーブ畑の持ち主のおうちが
友達の友達の実家で
昔は収穫したオリーブをもってきていたという
大きな庭があって
子供たちは子供たちで
大人は大人で
自由にのびのびと遊び続ける

そこでビールを飲んでおしゃべり
チョリソやら自家製お肉のラード漬けやら
鶏の血のにこごりみたいなもののトマト煮やら
鳩のパエジャやら
おなかいっぱい食べて
またしゃべり続ける
14時頃について
21時頃までは中庭で
そのあとは近所のバルをはしご
結局ベッドに入ったのは3時頃だったから
12時間以上しゃべっては飲み、しゃべっては食べ、
てたわけですね

風邪もどっかにすっとんでいき
いやあ楽しかった

友達っていいね
スペインっていいね


2011年2月5日土曜日

風邪にはオレンジ!



この週末は友達の村に遊びに行く予定だったのだけど
風邪気味なので断念
すると友達がじぶんちでとれたオレンジをもってきてくれました。


大きさもばらばらで
見た目はよくないけど
めちゃくちゃジューシーで
べとべとしない自然な甘さで
ビタミンたっぷりという感じ

風邪もすぐにふっとびそう

ちなみにセビージャにはオレンジの街路樹がありますが
あれは市役所が収穫してイギリスに送って
イギリス名物マーマレードになるそうな
あの苦みのあるやつですね

英語だとセビル・オレンジ・マーマレード
セビージャは英語でセビルになります
近所の木から取ってきてつくるかな?




2011年2月4日金曜日

ハモン道


「生ハムの脂は
トロの脂と同じ成分だから
日本人は生ハムが好きなんだよ」

といってたのは某生ハム会社社長のおっさん
ほんまかいな?

が、ま、たしかに
脂ののった生ハム
こたえられませぬ

セビージャだと
たいていのバルには
どーんとあのかたまりが片隅に鎮座してて
注文すると細い、サーベルのような生ハム専用ナイフで
うす〜く切ってくれるわけだけど
そのほかの地方じゃおいてないとこも多いし
あっても骨抜きハムをスライサーで切ったりして
ぜーんぜんおいしくない
やっぱ生ハムは手切りに限るぜ


「生ハムは生ハム
お肉じゃないの」
といってハモンは食べるベジタリアン、複数名知ってます
友達の知り合いのイスラム教徒も
「コーランはハモンをたべるな、とはいってない」
だそうだ

それほどまでに生ハムの魅力は強力なのでありました

ちなみに
ルビー色であぶらがきらきらしてるのがやっぱうまそうだけど
ちょっと黒目で乾き気味にみえるのでも
おいしいのがあったりするから
ハモン道は奥深い。。。

なお
生ハムは手でたべてね
脂でべとべとになろうが
フォークなんかつかっちゃいけませんや
手でつまむ、ってとこが
おいしさにつながるのであります。
お寿司みたいなもんですな
んで合間にピコとよばれる乾パンや
パンのきれはしもつまんで
あ〜〜〜〜
こたえられませんや








2011年2月3日木曜日

断捨離?

日本では
断捨離
なるものがはやっているそうで
友達のブログなどでも
あれを捨てた、これを捨てた
というのをききます。

私はどっちかというと“捨てられない”人で
セビージャの我が家も
どんどんものがたまる一方

本、雑誌、CD、DVD、
プログラムやパンフ、切り抜きなど
フラメンコ関係の資料は
仕事がらまあ仕方ないけれど
がらくたもたまる。
サイズのあわなくなった服
一度はいてお蔵入りの靴
使わない化粧品

やばい
このままじゃゴミ屋敷になっちまう

ということで
近所に古着回収ボックスができたので
古い洋服や靴は少し処分
お気に入りのはいつかくる痩せる日を夢見て捨てられないけどね
古い化粧品も処分

んでもって
これも捨てます

台所の隅に山積みの酒瓶
いやね、去年、
シェリー系の瓶をコレクションしようかな、と
いろんなの買ってきてたのだよね
でも埃たまるし場所もくうし

捨てます!

あ、中身はもちろんとっくに空です

2011年2月2日水曜日

スペインは赤!



2010年サッカーのワールドカップでは
真っ赤なスペイン旋風がふきあれ
誰もが信じなかった?
優勝まで果たしてしまいましたが

やっぱスペインは赤です。。。


いや、ワインも、でございます。
白もおいしいのあるけど
スペインの赤ワインの奥深さ。

リオハやリベラ・デ・ドゥエロ、
カタルーニャのペネデスやプリオラト
ナバラ、ラマンチャ…
スペイン中どこにいってもおいしいワインに出会えます

1本10ユーロもだせばまずはずれません。
で3ユーロくらいでもおいしいワインがあるのがスペインのいいところ。
こないだなんて1ユーロ半のワインだったけど
これがまたうまかったのであります。。。



今日はレオンに住んでる友達がおくってくれた
レオンのワイン。
プリエト・ピクードなるぶどうからつくっていて
リオハやリベラを飲みなれた口には
ちょっと癖があるかな
樹のような感じ
でもそれがまた癖になる。。。

と今日も赤ワインのみつつ
フラメンコききつつ
夜はふけていくのでありました。。。


しかしなぜ皆私にプレゼントというと酒なのだろうか。。。。

2011年2月1日火曜日

寒い日は甘口ワイン!


お寒うございます。
iMacのダッシュボードの天気予報によれば
今日のセビージャは12度。
寒いです。
いや、そりゃ東京よりはあったかいでしょう。
時々雪なんかもふっちゃったりする、
スペインの首都マドリードよりもずっとあったかいはず。

でもやっぱ寒い。

セビージャの冬は湿気があって
これが骨にしみる、とはよくいわれるところ。
それに加えて家が
過酷な夏を考えてつくられているせいで
冬向きじゃないのであります。
マドリや北スペインのようにセントラルヒーティングとかないし。

で、そういうときは
これ↓


甘口ワインで自家発電!
がおすすめでございます。

写真のワインはマラガのともだちにお土産にもらったマラガ酒。
甘いです。
干しぶどう、ってありますよね。
あま〜いレーズン。
あのレーズンを濃縮してお酒にしてしまったような味、
とでもいえばよいでしょうか。
アルコール度は15度 だから
普通のワインよりはちょっと強い。
ちょとべたーっとするようなとこもありますが
これがまた寒い日にはいいんですね。
はい、これ一杯でちょっとぽっとして
元気がでるような感じ。
なんで冬になると飲みたくなります。

風邪気味のときなど
これをちょっと1杯飲んでベッドに入ればぐっすりねつけそう。

ちなみにマラガはレーズンの産地としても有名なのでございます。
太陽いっぱい浴びたぶどうならではの甘み、なのかも!